#気象
5 件の記事
-
東京でいちばん雨が多いのは9月と10月——秋雨前線の季節の飛び方
梅雨より秋雨のほうが雨が多い。気象庁の平年値を見ると、東京の最多雨月は10月と9月で、6月・7月を上回ります。一方の福岡は7月が突出。秋雨前線とは何か、梅雨前線と何が違うのか、台風が絡むとなぜ桁が変わるのか。そして飛ぶ側にとって秋雨のどこが厄介なのかを整理しました。
-
そのMETARは誰がどう測っているのか——AIMOSと、完全自動化46空港のいま
ATISで聞くRVRも、ブリーフィングで見るMETARも、出どころは気象庁のAIMOS(航空統合気象観測システム)です。2026年3月18日現在、46空港で航空気象観測の完全自動化が実施されています。視程はMOR、雲はシーロメーター、雷はLIDEN。そして「山裾に留まっている雲は観測できない」という限界まで、公式資料に沿って整理します。
-
LVPとLVPDとは何か——「上がれるが、戻れない」という日本独自の体制
2022年2月24日、管制方式基準からSSP体制という日本独自の用語が消え、LVPとLVPDが定義されました。LVPはカテゴリーII/III運航と低視程離陸の両方、LVPDは離陸だけ。羽田RWY16Lや新千歳RWY01Lで「灯火は揃っているのに離陸できない」という問題を解くために生まれた仕組みを、条文と改正資料から整理します。
-
梅雨明け——ここからが、ヘリにとって“気を抜けない季節”
2026年7月20日、関東甲信と東海が梅雨明け。青空が戻って気持ちのいい季節ですが、飛ぶ側にとって夏は油断できません。積乱雲、密度高度、もや、熱中症——梅雨明けからの空で気をつけたいことを、軽くまとめておきます。
-
XRAIN(Xバンド気象レーダー)とは——250m・1分で「局所的な雨」を捉える防災の目
国土交通省のXRAIN(XバンドMPレーダネットワーク)は、250m解像度・1分ごとに雨を観測する高精細レーダー網。ゲリラ豪雨のような局所的で急な雨の変化をリアルタイムで捉えられるのが最大の強み。仕組み(二重偏波)、Cバンドとの違い、弱点(電波減衰)、ヘリ・小型機運航への使いどころを整理します。