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AOPS(航空機運航情報処理システム)の使い方——場外離着陸・低空飛行・物件投下をオンラインで申請する
場外離着陸(航空法79条)、低空飛行(81条)、物件投下(89条)の許可申請・届出は、国土交通省の「航空機運航情報処理システム(AOPS)」でオンラインでできます。許可書も電子で受け取れます。アカウント開設、申請前に必要な航空機・操縦者・同乗者・離着陸場所の事前登録、新規申請の流れ、添付ファイルのルール、申請後のステータスと許可書のダウンロード、2回目以降の継続申請まで、公式マニュアルとよくある質問から整理しました。
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小型機・ヘリのFDMは「どこまでやれば最低限いいのか」——国交省ガイドライン32ページを3段階で整理
国土交通省の「小型航空機用FDM導入ガイドライン」(令和5年8月)は32ページあり、どこまでやればよいのかが分かりにくい資料です。ガイドライン自体は義務ではなく、「音声や映像のみの記録でも十分に有効」とも書かれています。アクションカメラやスマホで始める最低限のライン、これから機器を選ぶときの推奨ライン、求められていないこと、そして運用とデータ管理の最低限を整理しました。
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台風30号、ぶれなかったAIと揺れた物理モデル——進路予想の「途中経過」を読む
2026年10月の台風30号(チャンパー)では、従来の物理モデルの進路予想が「日本の東へ」「台湾・南シナ海へ」「東シナ海を北上」と日ごとに揺れる一方、AIモデルは当初から傾向がほとんど変わらず、物理モデルや気象庁の予報円があとからAIに寄ってきました。まだ答え合わせ前の途中経過ですが、なぜAIはぶれなかったのか、AIにも弱点はあるのか、飛ぶ側はこの「ぶれ」をどう読むかを整理しました。
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低空飛行の許可(航空法81条ただし書)は、何を・どこに出すのか——地方航空局か空港事務所か、東か西か
最低安全高度以下の飛行許可(航空法第81条ただし書)は、飛行の種類によって申請先が「東京・大阪航空局」と「東京・関西空港事務所」に分かれ、さらに場所によって東西に分かれます。航空運送事業・IFR・夜間・つり下げなどは地方航空局、それ以外は空港事務所。申請書の記載事項、添付する図面、許可基準、許可期間、変更や緊急時の扱いまで、国土交通省の事務処理基準と連絡先一覧から整理しました。
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通信混雑で「最後のフィックス」に着いてしまったら——AIM-J 614項の「待機してはならない」とAIPの「待機を開始する」は矛盾しない
AIM-J 614項は、通信混雑でその先の指示がないままSTARの開始点に着いても「指示なくホールディングを行ってはならない」とします。一方AIP ENR 1.5は「待機を開始する」と書いています。逆のことを言っているように見えるこの2つは、想定している場面が違います。2001年ごろの羽田の事案、1986年の管制承認限界点の改正、高度間隔とレーダー間隔の違いから、2026年ATSシンポジウムの研究発表を整理しました。
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GPV気象予報(weather-gpv.info)の使い方——凍結気象状態と、高度別の風を読むための整理
無料の「GPV気象予報」は、気象庁のMSM・GSMや米国のGFSなどの数値予報をそのまま地図で見られるサイトです。ただし、詳細(MSM)で見られるのは地上の値だけで、上空の気温や風は「広域」の高層気圧面図とGFSの鉛直断面図で見ることになります。0°C高度と雲・湿りから凍結気象状態の可能性を見る手順と、地上・925・850・500hPaの風を高度に置き換えて読む手順を、ヘリの運航目線で整理しました。
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ヘリコプターによる山林火災消火——海外研究から見える「効率的な使い方」
近年、国内でも山林火災が多発し、ヘリコプターによる空中消火が注目されています。ただ「水を撒く」と言っても、どのタイミングで・どの機体で・どの量を・どこに落とすかで、効果は大きく変わります。海外の消火研究と現場目線を組み合わせて、ヘリ消火の「効率」を整理しました。
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Argo「AH23」とは——R22と比べてわかる“新しい2人乗りヘリ”の立ち位置
Argocopterの「AH23(AH-2.3)」は、超軽量機と本格GAヘリの“すき間”を狙った600kg級の新しい2人乗りヘリコプターです。Rotax 916・3枚複合ローター・チタン+複合材という現代的な設計を、訓練の世界標準であるロビンソンR22と比べながら、その立ち位置を整理します。
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VOICESとは——「罰しない・名前を出さない」航空安全情報の自発報告制度
操縦士には馴染みでも、一般にはあまり知られていない「VOICES(航空安全情報自発報告制度)」。事故や重大インシデントの義務報告では拾えないヒヤリハットを、匿名・非懲罰で集めて安全に活かす仕組みです。誰が・何を・どう報告するのか、なぜ「罰しない」が大事なのかを、やさしくまとめます。
連載・シリーズ
続報や関連テーマをまとめて
CRMと「決めること」 6記事
航空機へのレーザー照射 2記事
ドクターヘリの担い手問題 7記事
- ドクターヘリに整備士は必ず乗る? 法的根拠と2026年の特例措置を整理する
- ドクターヘリの整備士同乗を掘り下げる ― 機内での役割、海外との違い、パイロット代替は可能か
- ドクターヘリが「整備士不足」で飛べない——要件は厳しすぎないか、を考える
- 国がついに動いた——厚労省「ドクターヘリ検討会」7月設置。整備士不足の先に議論すべきこと
- 兵庫が全国初「2パイロット制」導入へ——ドクターヘリ整備士不足の“現実解”と、その割り切り
- ドクターヘリ支援、令和9年度予算で増額へ——「約100億円の枠」と、延べ345日の運休が動かした財布
- 医師の85%が「ドクターヘリに乗りたくない」——この数字を、飛ばす側はどう受け止めるか
北京・CITICタワー小型機衝突 5記事
阿蘇・火口のヘリ回収 3記事
ロビンソンの安全情報(SN) 3記事
IFRの最低気象条件と進入方式 6記事
滑走路の安全とリモート対空援助 5記事
ヘリ操縦士・人材の課題 8記事
- そのヘリは、誰が操縦しているのか──消防防災ヘリ「運航形態」の知られざる話
- 航空大学校にヘリ新コース——「入口」は増える。でも経験を積む“受け皿”が足りない
- 国が出したヘリ操縦士不足対策——主眼は「ライセンス」ではなく「飛行時間(経験)」だった
- ドクターヘリが「整備士不足」で飛べない——要件は厳しすぎないか、を考える
- 「飛行1時間30万円」を誰が払うか——防災・ドクターヘリ操縦士の養成費を国が支援へ。ドローンが奪った“経験の受け皿”
- 航空大学校の教官募集は「飛行機」だけ——ではヘリの養成はどうなったのか
- 免許を取った124人のうち、操縦士になれたのは69人——ヘリ求人の要件を数字で読む
- ドクターヘリ機長の36%が60代——高齢化は「民間だから」ではなく「要件」が作っている
GPS航法の基準を読む 7記事
- VFRでGPSを使う基準——「補助的に使用し」と、貼らなければならない標識
- TSO-C146とは何か——GPSに「SBAS」を足すと、何ができるようになるのか
- IFRでGPSを使う基準(5-005)——RAIMが5分途切れると予測されたら、飛行を中止する
- AC 20-138Dを読む——日本の基準が一行で参照している261ページに、ヘリ専用の章があった
- RNAV航行の許可はどう取るのか——5-017の附属書10本と、最終進入でFTE 0.15NMという目標
- RAIMとは何か——衛星の異常が直るまで最大2時間、その空白を埋める仕組み
- LOI、APPROACH DOWNGRADE、ABORT APPROACH——完全性が足りないとき、GTNは何を表示するか
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