航空業界
22 件の記事
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陸自ヘリに緑レーザー——「被害がなくても罪になる?」を実際の量刑から考える(北海道・剣淵町)
夜間飛行訓練中の陸上自衛隊UH-1Jに、市街地方向から緑色レーザーが約5秒照射された(北海道剣淵町)。乗員・機体に被害はなかった。では「被害がなければ罪にならない」のか。航空法134条の3・威力業務妨害・航空危険罪の3つを、普天間の実際の判決(罰金50万円)など具体例に当てはめて、現役ヘリパイロットが整理する。
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北京・ビル衝突の続報——当局が「所有航空会社」を一時操業停止に。運航者へ矛先が向いた
北京CITICタワーへの小型機衝突事件で、中国航空当局が事故機を所有する航空会社を「重大な安全上の懸念」として一時操業停止処分にした、と香港・明報が報道。「個人的理由」と結論づけた事件で、なぜ運航者が処分されるのか。シリーズの続報として軽く整理します。
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医師の85%が「ドクターヘリに乗りたくない」——この数字を、飛ばす側はどう受け止めるか
m3.comの医師会員調査で、85%が「ドクターヘリに乗りたくない」、65%が「運用範囲を絞るべき」と回答した。維持費・費用対効果・墜落リスクという懸念。ただしこの数字は読み方に注意が要る。統計の中身を丁寧にほどきつつ、ヘリを飛ばす側としてどう向き合うかを、現役ヘリパイロットの視点で考える。
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ヘリで城崎・出石へ——川崎重工グループが仕掛ける「富裕層×空の旅」を紹介
川重岐阜サービスが、双発ヘリBK117で神戸空港から但馬(城崎温泉・出石)を巡る富裕層向けツアーを発表。永楽館歌舞伎・松葉ガニ・但馬玄ステーキを空の移動でつなぐ1組限定・77〜130万円/人の企画。ヘリを使った“空の観光”の広がりを紹介します。
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ドクターヘリ支援、令和9年度予算で増額へ——「約100億円の枠」と、延べ345日の運休が動かした財布
政府が、整備士不足で運休が続くドクターヘリの財政支援を令和9年度予算で増額する方向で調整。既存の「ドクターヘリ導入促進事業」約100億円の枠などを積み増す。昨年7月〜今年2月で延べ345日の計画運休、燃料・機材・人件費の高騰——お金がようやく具体的に動き始めた背景を、現役ヘリパイロットの視点で読み解く。
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夜、火を消しに飛ぶ——「夜間空中消火」はなぜ難しく、なぜ広がり始めたのか
これまで空からの消火は基本「昼だけ」でした。ところが北米では、暗視ゴーグル(NVG)を使った夜間の空中消火が「特殊能力」から「基本装備」へと広がりつつあります。夜は火勢が弱く風も凪ぐという利点と、視界喪失・地形の怖さという裏側を、Vertical Mag特集をもとに現役ヘリパイロットが読み解きます。
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なぜヘリの「落下物」ばかりニュースになるのか ― 15gの部品と、統計に消える固定翼の部品欠落
函館の海保ヘリの部品脱落を入口に、なぜヘリの落下物が個別にニュース化され、固定翼大手の部品欠落は統計に埋もれるのかを、航空法の報告制度(111条の4・134条/部品欠落報告制度)と報道構造の両面から現場パイロット視点で解説します。
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兵庫が全国初「2パイロット制」導入へ——ドクターヘリ整備士不足の“現実解”と、その割り切り
整備士不足で運休が常態化していた兵庫県のドクターヘリが、整備士の代わりに専門研修を受けた操縦士をもう1人乗せる「2パイロット制」を全国で初めて導入する。厚労省が2026年3月に認めた臨時措置の初適用だ。防災ヘリで蓄積された知見はどこまで効いたのか、そして何が“戻らない”のか。現役ヘリパイロットの視点で読み解く。
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飛行中のヘリに緑のレーザー——「何の罪になる?」を整理する(三浦市・取材ヘリ照射事件)
火災取材中の報道ヘリに、地上から緑色のレーザーを照射したとして69歳の男が威力業務妨害で逮捕された。ではレーザー照射は何の罪に問われるのか。実は威力業務妨害・航空法違反・航空危険行為処罰法という3つの法律が重なりうる。パイロットにとってなぜこれほど危険なのかも含め、現役ヘリパイロットが整理する。
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「飛行1時間30万円」を誰が払うか——防災・ドクターヘリ操縦士の養成費を国が支援へ。ドローンが奪った“経験の受け皿”
防災ヘリ・ドクターヘリの操縦士不足に対し、政府が養成費用の支援を検討している。機長要件は飛行1,000時間、訓練は1時間約30万円。そして若手が時間を積む定番だった農薬散布や空撮は、ドローンに置き換わった。「経験の受け皿」を巡る構造問題の続報を、現役ヘリパイロットの視点で読み解く。
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北京・小型機ビル衝突、当局は「個人的理由」と結論——“居眠り”ではなかった。発表の速さが残す問い
北京CITICタワーへの小型機衝突について、中国当局は操縦者の「個人的な理由」による公共安全事案と結論づけた。慢性的な不眠症、自ら命を絶つことをほのめかす日記——一部で伝わる「眠かったから」とは事故の性格が異なる。当局発表の中身と、その“結論の出し方”に残る問いを、現役ヘリパイロットの視点で整理する。
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国がついに動いた——厚労省「ドクターヘリ検討会」7月設置。整備士不足の先に議論すべきこと
整備士不足による運航休止が相次いだドクターヘリについて、厚生労働省が2026年7月中に検討会を設置する。論点は「財政支援を含む国の関与」と「操縦士・整備士の安定確保」。これまで現場任せだった問題を国が引き取った意味と、検討会で本当に詰めるべき点を、現役ヘリパイロットの視点で整理する。
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一機の墜落で「国じゅうの軽航空機を止める」——北京タワー事故後の中国の異例措置を読む
北京CITICタワーに小型機が衝突した事故を受け、中国は私有の軽飛行機・ビジネスジェット・遊覧・操縦訓練まで、非必須の一般航空を全国・無期限で停止した。一機の事故でなぜここまで止めるのか。「低空経済」を推進してきた中国の振る舞いを、現役ヘリパイロットの視点で読み解く。
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ローターブレーキ一つで「無期限延期」は重すぎないか? 大分の新型防災ヘリから見える調達の構造問題
大分県の新型防災ヘリ「とよかぜ」(H145//BK117 D-3)が、ローターブレーキの故障で就航を無期限延期に。安全上クリティカルとは言いにくい装備が、なぜ就航全体を止めるのか。現役パイロット視点で、公費調達ヘリ特有の構造を読み解きます。
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中国に航空の「CRM」や「ヒヤリハット報告」はあるのか——SCASSと“情報統制”のはざま
北京の超高層ビルに小型機が衝突し、徹底した情報統制が敷かれました。ではそもそも中国に、CRM(クルー・リソース・マネジメント)やヒヤリハットの自発報告制度はあるのか。答えは「制度としては、ある」。中国版ASRSとも言えるSCASSと、制度と“文化・公開姿勢”のギャップを、現役パイロット視点で整理します。
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トキエアの赤字は「始まったばかりだから」?——新規航空会社の収益化の難しさ
新潟拠点の地域航空トキエアが、2026年3月期に約24億円の最終赤字、債務超過は約29億円に拡大しました。共同代表の退任や路線運休も。新規航空会社の赤字はどこまで「普通」で、どこからが「危険」なのか——数字を整理し、立ち上げ期の航空ビジネスの難しさを考えます。
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花火を上空から——ヘリ「夜景遊覧」はもっと増えていい。ただし夜間運航と騒音という宿題
Space Aviationが、花火大会を上空から鑑賞する夏限定のヘリコプター夜景遊覧フライトを発表しました。千葉湾岸・JPD京都の両ヘリポート発、3〜6名の貸切。こうした夜間の遊覧はもっとあっていい——一方で、夜間運航のハードルと、機体が増えたときの騒音問題を、現役ヘリパイロット視点で考えます。
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ドクターヘリが「整備士不足」で飛べない——要件は厳しすぎないか、を考える
2026年、整備士不足によるドクターヘリの運休が各地で相次いでいます。兵庫は7〜9月の運休見通し、東京も一時休止。なぜ整備士が1人いないだけで“空飛ぶ救命救急室”が止まるのか。要件は厳しすぎないか、ベテラン機長のもとでの条件緩和はありえないか——現役ヘリパイロットとして考えます。
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「消防飛行機」は日本で現実的か——大規模山林火災と、固定翼導入論への疑問
近年の大規模な山林火災を受けて、「なぜ日本に消防飛行機(固定翼の消火機)がないのか」という議論があります。海外では水上機やエアタンカーが活躍していますが、日本の地形・火災規模・住宅の近さを考えると、固定翼の導入は現実的なのか。現役ヘリパイロットとして、懐疑的な立場から整理します。
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ドクターヘリに整備士は必ず乗る? 法的根拠と2026年の特例措置を整理する
ドクターヘリの整備士同乗は航空法上の義務ではありません。その根拠がどこにあるのか、2026年に厚労省が出した特例措置とは何か、そして消防防災ヘリの現場視点から見えてくることを、現役パイロットが整理しました。
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ドクターヘリの整備士同乗を掘り下げる ― 機内での役割、海外との違い、パイロット代替は可能か
ドクターヘリの整備士同乗要件を一段深く掘り下げます。整備士が機内で実際に何をしているのか、なぜ日本だけ整備士が乗るのか、米英のHEMSとの体制差、そして2026年特例措置でパイロット代替がどこまで成り立つのかを、現役パイロット視点で整理しました。
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整備士が足りないのは日本だけ? 待遇と養成制度を米欧日で比べてみた
ヘリコプター整備士の不足は世界共通の課題です。米国(A&P)、欧州(EASA Part-66)、日本の3つについて、資格・養成制度と待遇を現役パイロット視点で比較してみました。