記事一覧
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ロビンソンSN-32「高風・乱気流」——“速度を落とす勇気”が低Gマストバンピングを防ぐ
ロビンソンの安全情報SN-32は、高風・乱気流での飛行についての指針です。要点は明快で、危ないと感じたら「減速」する——60〜70ktまで速度を落とすことが、致命的な低Gマストバンピングを防ぎます。SN-32の推奨手順を整理し、「遅いと言われても速度を落とす」判断の大切さを、現役ヘリパイロット視点で考えます。
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ヘリ同士の空中衝突——ブラジルの事故と、日本にもあった「取材ヘリ」衝突の教訓
リオデジャネイロでヘリコプター2機が空中衝突し6人が死亡、米歌手も搭乗者名簿にありました。原因は調査中ですが、これを機に「空撮・報道ヘリの空中接触リスク」を考えます。日本でも1984年に取材ヘリ同士が明石上空で衝突した事故がありました。クライアントの要求と安全のはざまを、現役ヘリパイロット視点で。
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VOICESとは——「罰しない・名前を出さない」航空安全情報の自発報告制度
操縦士には馴染みでも、一般にはあまり知られていない「VOICES(航空安全情報自発報告制度)」。事故や重大インシデントの義務報告では拾えないヒヤリハットを、匿名・非懲罰で集めて安全に活かす仕組みです。誰が・何を・どう報告するのか、なぜ「罰しない」が大事なのかを、やさしくまとめます。
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阿蘇・火口のヘリ回収、ついに動く——熊本県警が主導、国費4.4億円・無人重機で8月末完了目指す
費用負担をめぐり膠着していた阿蘇中岳火口のヘリ機体回収が、大きく前進しました。熊本県警が主導し、約4億4千万円を国費で負担、無人重機の遠隔操作で6月15日にも着手、8月末の完了を目指します。「一企業では無理、行政が主導すべき」と書いた前回の続報として整理します。
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JAL客室乗務員の飲酒・隠ぺい——「出発13時間前ルール」と、うっかり飲酒は起きるのか
日本航空の客室乗務員2名が飲酒規定を約3時間超えて飲み、さらに隠ぺいを図ったとして処分されました。航空の「出発前◯時間は飲酒禁止」という規定の仕組み、会社ごとのルール、そして「そこまでして飲む心理」「うっかり飲んでしまうことはあるのか」を、現役ヘリパイロット視点で整理します。
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大型機に「自律的遭難追跡装置(ADT)」の装備義務が追加——GADSS対応の最近の変更点
AIP Japan に、自律的遭難追跡装置(ADT Devices)の装備義務が追加されました。対象は航空運送事業用の大型飛行機(最大離陸重量27,000kg超・耐空証明が令和6年1月1日以後)。MH370を契機とするGADSSの流れと、ヘリコプターとの関係を軽く整理します。
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AIS Review 第190号より——2026年6〜8月の日本のAIP改訂情報まとめ(AMDT・SUP)
航空情報センター発行のAIS Review 第190号(2026年6月10日)から、日本の主な航空情報の改訂ポイントを有効日別に列挙します。航空路誌改訂版(AMDT)と航空路誌補足版(SUP)の主な変更点を、運航前チェックの目次代わりにどうぞ。
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ドクターヘリが「整備士不足」で飛べない——要件は厳しすぎないか、を考える
2026年、整備士不足によるドクターヘリの運休が各地で相次いでいます。兵庫は7〜9月の運休見通し、東京も一時休止。なぜ整備士が1人いないだけで“空飛ぶ救命救急室”が止まるのか。要件は厳しすぎないか、ベテラン機長のもとでの条件緩和はありえないか——現役ヘリパイロットとして考えます。
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そのヘリは、誰が操縦しているのか──消防防災ヘリ「運航形態」の知られざる話
山の救助や林野火災で活躍する消防防災ヘリ。実はあの機体、消防士が操縦しているとは限りません。「自主運航」「委託運航」「混合運航」という運航形態の違いと、いま進む操縦士の自主養成までを、やさしく解説します。
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ロビンソンSN-40「墜落後火災」——アルミ燃料タンクが奪った命と、ブラッダーへの転換
ロビンソンの安全情報SN-40は、メーカー自ら「乗る人は防火服を着てほしい」と求めた異例の通知です。背景にあったのは、生存できたはずの事故を死亡事故に変えてしまう「墜落後火災」。剛性アルミ燃料タンクの危険と、ブラッダー(ゴム製)タンクへの改修、そして豪Bulli Tops事故までを、現役ヘリパイロット視点で整理します。
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ロビンソンの「Publications」ページが便利すぎる——POHもSafety Noticeも全部ここに(無料)
R22・R44・R66のオーナーやパイロットなら必ずブックマークしておきたいのが、Robinson Helicopter公式の「Publications」ページ。POH、整備マニュアル、Safety Notice、Service Bulletin/Letterまで、最新版が無料で手に入ります。何が置いてあって、どう使うのか——現役ヘリパイロット視点で紹介します。
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「崖端効果(Cliff Edge Effect)」とは——垂直構造物の縁で風が牙をむく。日本の山岳ヘリポートではどうか
Airbus Helicoptersが安全情報(SIN 3947-S-00)で注意喚起した「崖端効果」。洋上リグの甲板で、強風時に駐機中のメインローターが折損した事例がきっかけです。垂直構造物の縁で風がどう変化するのか、その仕組みと、エンジンを止めない日本の山岳ヘリポート運航での意味合いを、現役ヘリパイロット視点で整理します。